性教育を思春期に突入した小学生男子へ。家庭で母親・父親ができることをやってみる

PR

あか子です。

生まれたばかりの赤ちゃんが捨てられていたというニュースを見る度に、心の底から悲しくてやるせない気持ちになります。

望まない妊娠をした結果かもしれません。

それは誰に責任があるのか?

本人とその相手だけの責任でしょうか?

きちんと自分や相手を大切に思い、「命」について考えていれば、防げたかもしれません。

それを教えてあげるのは、親?学校?社会?

どれもが相互作用して備わっていくのではないかなと思います。

 

わが家には3人子どもがいます。1番上は11歳の男の子です。

思春期に突入して異性への関心も高まってきているようですから、「性教育」をしっかりしないといけないなと考えています。

今日は、思春期の男の子に対する性教育について、私なりの考えをまとめてみたいと思います。

目次

思春期の状態

思春期になると異性というものを強く意識し始めて、男の子はお母さんも女性として認識しているはずです。

それまでの親子関係や母親・息子それぞれのキャラクターにもよると思いますが、多くの場合女性であるお母さんから、性に関する話をされるのは抵抗感があるんじゃないかと思います。

自分が小学校高学年~中学生の頃、もし父親から性の話をされたら…と想像すると、かなりの拒否反応です(笑)

性教育において伝えるべきこととは何か

自分が思春期だったころ、学校での性教育といえば、初潮の話や精子と卵子が受精すると…のような話だったように思います。

具体的にどうすると子どもができるのかは謎のままだったということです。

中学1~2年生の頃、友人がお姉さんかお兄さんの持っているHビデオ(ビデオというのに時代を感じますね(笑))を学校に持ってきて、同級生が数人視聴覚室に集まってこっそりと見ました。

(ちなみに私は女子高に通っていたので、全員女子で見ました(汗))

それによって初めて、子どもができる方法を目の当たりにしたのですが、ものすごくショックを受けました。

それと同時に吐き気がする程のひどい嫌悪感が込み上げてきたのをよく覚えています。

子どもたちには、できればそんな思いをさせたくないと思っています。

 

現在の東京都教育委員会が公開している「性教育の手引(小学生編)」の中で、学校における性教育の内容には以下のように記されています。

性について学ぶ基本的な内容について

  • 新しい生命を生む体に成長してもまだ親になれないこと
  • 生殖の仕組みに関すること
  • 人間は、新しい生命を生む生まないの選択ができること
  • 性感染症予防など性と健康に関すること
  • 人間としての生活の中でどう生きるかという意味で生命の尊さが問われること
    人間は他の動物と違って単に生命を維持し、種族を残すというだけでなく、

 

とても重要な内容ですが、やはりどうすると子どもができるかという部分には触れていないようです。

本来、子どもができるということはとても素晴らしいことであって、喜びたいことです。

それなのに結婚前の、ましてや子どものうちは、「悪いこと」のようにとらわれがち。

「いけないこと」ではなくて、軽々しくしてはいけない「とても大切な事」だと教えることが大事ですよね。

家庭でできる性教育

できれば小さいうちから性についてオープンな関係であるといいんだろうなと思います。

たとえば、出産に立ち会わせるとかDVDを見せる。

妹・弟ができた時に、赤ちゃんはどこからくるの?という話を聞かせる。

子どもがちん〇ん触ったりしてふざけても、やみくもに「やめなさい」と注意しない。

など、1つ1つはきっと些細なことです。

でも、その積み重ねがない状態で、思春期になったからそろそろ…といきなり性について話そうとするとハードルが高くなってしまうのですよね。

母親が息子にできること

土屋アンナさんは息子さんに対して、「責任がとれないうちはちゃんとつけろよ!」と言うとおっしゃっていました。

彼女の場合は、きっと積み重ねがあるからそんなことでもサラッと言える自信があるのでしょうね。

私は自然に言えなそうなので、マネしません(笑)

その代わりに「女性を大切に思うこと」は、かなり伝えています。

これが根本にあった上で命ができる仕組みを知れば、基本的に間違いは起こさないと思っているからです。

父親が息子にできる事

少し突っ込んだ話は、同性である父親からした方がいいだろうと思います。

普段から子どもたちのことは、なるべく夫婦間で情報共有するように心がけていますので、どのタイミングでどこまで具体的に話すかは、主人の判断に任せています。

ただ、話すときは変に隠さずに話して欲しい、と伝えています。

子どもに対する性教育でしてはいけないこと

嘘をつく

男の人と女の人が仲良く一緒に寝ると赤ちゃんが来るのよ~

なんて、ふいに質問されてつい嘘をついてしまわないように、準備しておいた方がいいかもしれませんね!

よくわからない例えを出す

おしべとめしべがくっついて…

コウノトリさんが…

のような例えを用いても、子どもにはよくわからないままに終わってしまう可能性が高いと思います。

言いづらい言葉もありますが、伝えたいことが伝わらないのは本末転倒です。

まとめ

自分の時代に比べて、今の子どもたちは成長が早いと感じます。

情報が溢れていていて、何もしなくても知る機会が多いというのもあるかもしれませんね。

まだ早い…と思うかもしれませんが、小学生でも妊娠する時代です。それは、やはり大人の責任だと思います。

言いづらいことを説明することだけが性教育ではなく、「相手を思いやる気持ち」を伝えるのも大切ですよね。

その上で、仕組みをちゃんと教えてあげれば、すんなり納得してくれるかもしれません。

わが家も現在進行形で探りながらではありますが、悲しい思いをさせない・しないように、最低限親が伝えられることをしっかり伝えたいと思います。

 

 

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる